国の登録有形文化財に指定された、純和風数寄屋造り
創業明治20年。商人宿だった建物を大正7年、県道開通を機に現在の地に観光旅館として木造2階の松棟を建築し、
昭和6年には木造2階建ての月棟を増築しました。松棟・月棟は現在、国の登録有形文化財に指定されています。
当地、風光明媚な三津浜(みとはま)は駿河湾の奥深く、波静かな入り江です。緑深い自然が、
安田屋の趣きある佇まいを包みこむように、豊かな時を刻んでいます。お風呂へと続く中庭沿いの渡り廊下からは
四季折々、季節の風景が愉しめ、春先の桃や桜、膳にのる筍、竹林、初夏の蛍、秋の紅葉などが存分にご覧いただけます。
創業明治20年。商人宿だった建物を大正7年、県道開通を機に現在の地に観光旅館として木造2階の松棟を建築し、昭和6年には木造2階建ての月棟を増築しました。
松棟・月棟は現在、国の登録有形文化財に指定されています。
当地、風光明媚な三津浜(みとはま)は駿河湾の奥深く、波静かな入り江です。緑深い自然が、 安田屋の趣きある佇まいを包みこむように、豊かな時を刻んでいます。
お風呂へと続く中庭沿いの渡り廊下からは四季折々、季節の風景が愉しめ、春先の桃や桜、膳にのる筍、竹林、初夏の蛍、秋の紅葉などが存分にご覧いただけます。
館内のご案内
駿河湾の懐深い三津浜「安田屋」は、創業百余年、潮騒に包まれて、静かな佇まいを残しております。
築八十年を越える現在の建物は、障子・欄干などの意匠が建築家のこだわりを感じさせる数奇屋風の館内です。
◆ 施設概要 |
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太宰さんは昭和22年2月上旬から約半月、
当館2階の月見草(旧名・松の弐)の部屋で、
名作「斜陽」の第1章、第2章を執筆されました。
海に面して二方が廊下になった10畳の角部屋は、
船着き場と富士山が見える眺望の良い空間で、
現在でもご宿泊いただけます。
太宰治にちなんだ伊豆文庫。
伊豆ゆかりの文学者の書籍なども収めた
小さな資料室、記念館です。
太宰治にちなんだ伊豆文庫。
伊豆ゆかりの文学者の書籍なども収めた
小さな資料室、記念館です。
◆ 太宰 治 ◆
日本の小説家。
自殺未遂や薬物中毒を克服し、
戦前から戦後にかけて多くの作品を発表。
没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。
【主な作品】 『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』
◆ 太宰 治 ◆
日本の小説家。自殺未遂や薬物中毒を克服し、戦前から戦後にかけて多くの作品を発表。
没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。
【主な作品】 『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』
客室のご案内
夏は漁火、冬は澄んだ駿河湾越しの富士山。海側のお部屋からは目の前の駿河湾と、波の音が旅の疲れを癒してくれます。
太宰治が執筆に滞在したほどの静かな空間と潮の香り・・・
心地良い潮騒の響きとおもてなしの心でお客様のお越しをお待ちしております。
一般客室
創業百余年、潮騒に包まれて、静かな佇まいを残しております。
築八十年を越える現在の建物は、障子・欄干などの意匠が建築家のこだわりを感じさせる数奇屋風の客室です。
太宰治執筆のお部屋 『松棟2階 月見草の間』もございます。
※チェックイン:14:00 チェックアウト:10:00
露天風呂付客室
なにものにも邪魔されず、旅のひとときを心ゆくまで愉しんでいただける露天風呂付客室をご用意しております。
日本間の先に天然温泉の贅。思い立ったときに好きなだけ、ごゆるりと温泉三昧。
※チェックイン:14:00 チェックアウト:10:00
特別室
夏は夜の海に揺れる漁火を。冬は白き波立つ海原越しの澄んだ富士の山を、湯船から愛でる。
春の淡い霞、秋の黄昏時など四季それぞれに美しい景色をご堪能ください。
目を瞑れば潮騒と木立を渡る松籟。寄せては返す波の音が旅の疲れを癒してくれることでしょう。
※チェックイン:14:00 チェックアウト:10:00